東洋医学でみる【痛みの原因】

2024年03月12日 12:00
カテゴリ: 痛み

こんにちは。
京浜東北線「大森駅」から徒歩10分、大田区山王で鍼灸マッサージを行なっております。
山王はりきゅうマッサージ処りゅうしん堂の大西です。
ブログをご覧いただきありがとうございます!

以前のブログで痛みについて話しました。

今回は東洋医学では痛みがどうやって起こると考えられているのかについてみていきたいと思います。

2つの痛みの出かた

東洋医学では痛みは不通則痛(ふつうそくつう)と不栄則痛(ふえいそくつう)という2つの機序で起こると言われています。

不通則痛と不栄則痛の図

不通則痛〜通じす痛む〜

気や血などの生理物質の流れが悪くなり、通じず滞り痛みが起こる状態です。
余分なものが滞っているため痛みは強く、ここが痛いと指をさせる限局した痛みが出ること多くなります。
また張るような痛みや刺されるような鋭い痛みになりやすく、痛みが出ている部位を押されると嫌がる特徴があります。

滞っている物質を流す、身体を動かすことで痛みが改善しやすくなります。

不栄則痛〜不足し痛む〜

気や血などの生理物質が不足して、身体を十分に栄養することができず痛みが起こる状態です。
必要なものが足りていない状態のため痛みは弱く、ここが痛いと指をさすことができず一定の範囲に痛みが出ることが多くあります。
また突っ張ったような痛みや、程度がはっきりしないシクシクする痛みになりやすく、痛みが出ている部位を押されると楽になる特徴があります。

不足している物質を足してあげる、休息をとることで痛みが改善しやすくなります。

滞って痛いか、不足して痛いかの2択のみ。
簡単で覚えやすいですよね 笑

実際の施術では、何が滞っているのか?または何が不足しているのか?を探り、そしてそれはどこで、どうして起こったのかをカウンセリングでみつけ出していきます。
気になる痛みがある方はまずはお気軽にご相談ください😊

りゅうしん堂 大西

参考:教科書検討小委員会著『新版 東洋医学概論』医道の日本社、2015年

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