熱でうなされる【火邪】

2026年05月11日 18:00
カテゴリ: 東洋医学
熱でうなされる【火邪】

こんにちは。
京浜東北線「大森駅」から徒歩10分、大田区山王の鍼灸マッサージ院りゅうしん堂の大西です。

自然界には気候変化を指す六気(風・寒・暑・湿・燥・火)と呼ばれるものがあります。
この変化は自然なものであり、通常であれば身体に害がないものですが、この変化が過剰になったり、本来の季節とは違うタイミングで現れると六淫(ろくいん、りくいん)と呼ばれ、病を起こす原因になります。

六気(風・寒・暑・湿・燥・火)

今回はその中から熱に関係する邪の火邪をご紹介します。

火邪の季節

高温の環境にいることで火邪の影響を受けやすい。
火邪は特定の季節というより、工場や倉庫など高温になりやすい環境で働いていることなどで影響を受けやすくなります。
同じ熱の邪である暑邪との違いは、暑邪は夏の暑さによる邪であり湿邪を伴いやすいところになります。

火邪の3つの特徴

火邪には ①炎上性 ②気と津液を損傷する ③生風・動血という3つの特徴があります。

①炎上性(えんじょうせい)

温熱の性質と上へ向かう特性のことを言います。
火邪の影響を受けると、ほてりや発熱など“熱症状“が起こります。
また、目の充血や歯肉の腫れなど身体の上の方に症状が出やすいのが特徴になります。
メンタルや脳(心神)に影響を及ぼすと不眠や意識障害が起こることも。

②気と津液を損傷する

火邪は気や水分(津液)を焼かき損傷させる特性があります。
気が損傷すると倦怠感や脱力感が、津液が損傷するとのどの渇きや便秘などが起こりやすくなります。

③生風・動血(せいふう・どうけつ)

熱が身体に侵襲し起こる痙攣症状を生風、血の勢いが増すことを動血と呼びます。
火邪の影響を受けると痙攣やめまい、吐血や鼻血などが起こりやすくなります。

こんな症状があったら火邪の影響かも

こんな症状があるときは火邪の影響を受けているかもしれません。

✅ほてりや発熱がある
✅のどの渇き、倦怠感がある
✅痙攣やめまい、吐血や鼻血が出る

火邪が強い場合、痙攣や意識障害が起こることもあります。
おかしいなと感じたときは迷わず病院へ行きましょう。

りゅうしん堂 大西

参考:教科書検討小委員会著『新版 東洋医学概論』医道の日本社、2015年

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