本紹介『生理痛は病気です』

2024年05月23日 12:00
カテゴリ: 痛み

こんにちは。
京浜東北線「大森駅」から徒歩10分、大田区山王で鍼灸マッサージを行なっております。
山王はりきゅうマッサージ処りゅうしん堂の大西です。
ブログをご覧いただきありがとうございます!

今回は最近読んだ本について紹介したいと思います。

本の写真 生理痛は病気です

『生理痛は病気です』 邱紅梅著

「生理痛があるのは異常です。痛みがあるのが当たり前ではないんですよ」
そんな一言から始まる本書、生理に痛みがあるのが当たり前だと思っていた人からすると驚くのではないかと思います。

著者の母国である中国では「生理痛があるのは異常のサイン」「痛みがある場合には迅速に、適切に対処しなければいけない」という認識が当然のように存在しており、日本に来た当初、皆が生理痛を我慢していたことに戸惑ったそうです。

また、内閣府の生理に関わる不調を尋ねた調査でも生理痛がある割合は20代で64.2%、30代で51.8%との結果が出ており、実際に生理痛で悩んでいる方が半数以上います。
生理前症候群(PMS)や生理で起こる不調を合わせると7〜8割の女性が悩んでいるデータもあるようです。

現代女性の生理回数は戦前の約10倍!

実は昔に比べて生理の回数自体も増えているとのこと。
戦前は初潮をだいたい15歳で迎え結婚も早く、平均して4、5人出産していました。妊娠から授乳を終えるまでは生理が止まっているため生涯の生理回数は50〜100回だったそうです。
それに対して現代では初潮をだいたい10〜14歳で迎え、出産も1、2人と戦前より少なく生涯の生理回数はおよそ450回と言われています。

例え生理痛がなかったとしても生理回数が多いということはそれだけ身体に負担がかかっています。
妊娠、出産回数が少ない場合、子宮がんや子宮内膜症、子宮筋腫に乳がんなどのリスクが上がることも指摘されたいます。
実際に近年、これらの患者数は増加傾向にあるようです…

痛み止めで生理痛が悪化する!?

生理痛が強いと鎮痛剤を飲んでなんとかしのいでいるとうい人もいるのではないでしょうか?
東洋医学では生理痛が起こる病態に血瘀というものがあります。
これは血の流れが悪くなり滞っている状態で、冷えが原因のひとつにあります。
鎮痛剤とは解熱鎮痛剤であり、痛みを取る以外に身体の熱を取る作用も合わせてあります。
そのため鎮痛剤を飲むことで身体が冷え、血瘀が悪化、鎮痛剤が効きづらくなりさらに薬の量が増えるという悪循環に陥ってしまうことも少なくありません。
痛みを抑えたいだけないのに逆に悪化させてしまうこともあるとういことです😓

『生理痛は病気です』 で私が気になった部分の一部ですがいかがだったでしょうか?
本書ではこのように生理に関する情報や東洋医学的にみるとどうなのかについて書かれています。
他にはピルの使用について、正常な生理とはどんなものか?生理痛が起こる体質、養生法などが載っています。
生理痛について考えが変わる一冊ではないかと思います!

りゅうしん堂でも生理痛の施術を行っています。
痛みを止めるのみでなく、しっかりカウンセリングでお話をお聞きして生理痛が起こる体質からアプローチし改善していきます。
まずはお気軽にご相談ください😊

りゅうしん堂  大西

参考:邱紅梅著『生理痛は病気です』光文社、2023年

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