大田区大森・山王の鍼灸院、りゅうしん堂で
使っている
吸玉(吸角・カッピング)についてご紹介します。
吸玉または吸角(きゅうかく)、カッピングといわれる治療方法です。
中国で古くから行われている治療方法ですが、古代エジプトや古代ギリシアの文献にも載っており昔からかなり広い地域で行われていたようです。
ガラス製やプラスチック製のものがあり、りゅうしん堂ではガラス製のものを使っています。
コップのような吸玉を皮膚に密着させ、吸玉の中を減圧し皮膚を強く吸引することで効果を出します。
鍼は刺すことで、マッサージは押すことで身体を刺激して症状を変化させていきますが、吸玉は吸うことで症状を変化させます。
鍼灸やマッサージと違い吸玉は民間療法なので使うのに特別な資格は必要ありません。
皮膚を吸うことで血流を改善する効果が期待できます。
またリンパの流れも良くなるので免疫力も高くなると言われています。
全身のめぐりが良くなるため、老廃物を流すデトックスという意味で美容のために使われる方もいらっしゃいます。
吸玉をした場所には丸く痕が残ります。
吸う強さによっても痕の残り方は変わりますが、身体の状態が影響します。
血流が悪い人、流れが悪い部分ほど色が濃く紫色になります。
この痕は吸玉を続けることで血流が改善し、出づらくなっていきます。
吸玉は症状の改善だけでなく痕の色をみることで身体の状態をみるのも使うことができる一石二鳥の方法なのです。
※この方は血流の滞りがなく痕があまり出ていませね。
滞りがひどい方はもっと紫色になります。
りゅうしん堂でははりきゅう総合施術の中で吸玉療法も行なっています。
吸玉だけ試しに受けてみたい、というご要望も受け付けていますのでお気軽にご相談ください。
参考:兵頭明『徹底図解東洋医学のしくみ』新星出版社、2012
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