百病の長【風邪】

2026年04月06日 18:00
カテゴリ: 東洋医学
百病の長【風邪】

こんにちは。
京浜東北線「大森駅」から徒歩10分、大田区山王の鍼灸マッサージ院りゅうしん堂の大西です。

自然界には気候変化を指す六気(風・寒・暑・湿・燥・火)と呼ばれるものがあります。
この変化は自然なものであり、通常であれば身体に害がないものですが、この変化が過剰になったり、本来の季節とは違うタイミングで現れると六淫(ろくいん、りくいん)と呼ばれ、病を起こす原因になります。

六気(風・寒・暑・湿・燥・火)

今回はその中から百病の長とも言われる風邪ご紹介します。

風邪の季節

春は風がよく吹き、風邪が発生しやすい季節になります。
また、風邪は百病の長と言われ、あらゆる病気(百の病)の引き金となる邪であり注意が必要です。

風邪の3つの特徴

風邪には①軽揚性②開泄性③遊走性という3つの特徴があります。

①軽揚性(けいようせい)

上昇、発散させる性質のことを言います。
風邪は上へ外へと向かう傾向があり、風邪の影響を受けると頭部など身体の上部に症状が出やすくなります。

②開泄性(かいせつせい)

体表のバリアを破り気や津液を外に漏らす性質のことを言います。
そのため、風邪の影響を受けると悪寒を感じたり汗をかきやすくなります。

③遊走性(ゆうそうせい)

風が同じ場所にとどまらないように、症状の出る部位が移動したり、症状があるときとないときがあり部位や時間が一定しない特徴のことを言います。
その時によって痛い場所が違う、痛い場所が移動するのは風邪の影響によることが多くあります。

こんな症状があったら風邪の影響かも

こんな症状があるときは風邪の影響を受けているかもしれません。

✅頭痛や鼻づまりなど身体の上部に症状がある
✅悪寒や汗、喉の痛みなどカゼ症状がある
✅痛む場所が移動する

首、手首、足首を守り風に当たらないように気をつけましょう。

りゅうしん堂 大西

参考:教科書検討小委員会著『新版 東洋医学概論』医道の日本社、2015年

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