こんにちは。
京浜東北線「大森駅」から徒歩10分、大田区山王の鍼灸マッサージ院りゅうしん堂の大西です。
東洋哲学や鍼灸の話をするとよく出てくるのが陰陽五行という言葉。
マンガやゲームなどで聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
陰陽五行とは、
・陰陽学説
・五行学説
という2つの思想から成り立つ考え方です。
古代中国で生まれました。
そしてこの考え方は東洋医学の根幹でもあります。
今回はその中から陰陽学説についてわかりやすく解説していきます。
陰陽学説とは、この世界のあらゆるものを「陰」と「陽」という相反する二つの要素で説明する考え方です。
自然界には、
・上と下
・温かいと冷たい
など、対立する関係が多くあります。
こうした自然の観察から生まれたのが陰陽の思想です。
特徴としては、暗い、冷たい、静的、下向き、内向きなどがあります。
特徴としては、明るい、温かい、活動的、上向き、外向きなどがあります。
陰と陽には重要な3つの関係性があります。
陰と陽は互いに対立する関係にあります。
例えば、
・昼と夜
・温と寒
また同時に陰と陽はお互いに依存する関係でもあります。
「昼」という概念は「夜」があってこそ成り立ちます。
陰と陽は対立し、依存しあっています。
陰と陽は量が増えたり減ったりしながらバランスを保っています(消長)
例えば、
・日が昇る→陽が増える→昼になる
・日が沈む→陰が増える→夜になる
また陰と陽は永遠に増え続けたり減り続けることはありません。
どこかで陰は陽に、陽は陰に入れ替わります(転化)
例えば、
・夜(陰)が続けば、やがて朝(陽)が来る
・冬(陰)が続けば、やがて夏(陽)が来る
陰と陽に分けられることを可分といいます。
さらに陰と陽は条件によってどんどん細分化することができます。
例えば、
・光と影は陰陽に分けられる
→光はさらに太陽(陽)と月(陰)に分られる
→月はさらに満月(陽)と新月(陰)に分けられる
陰陽は絶対的なものではなく、陰の中にも陽があり相対的な関係で成り立っています。
身体の中の状態も陰陽に分けて考えることができます。
・陽→身体を動かすエネルギー、温めるもの、上半身など
・陰→身体を潤す水分、冷やすもの、下半身など
・陽が不足する→疲れやすい、冷え症になるなど
・陰が不足する→乾燥しやすい、のぼせやすいなど
身体も陰陽のバランスがとれている状態が健康な状態です。
鍼灸など東洋医学では、この乱れた陰陽のバランスを整えることを行っています。
陰陽の考え方は生活の中でも意識することで応用することができます。
・活動(陽)が続いたら休息(陰)の時間をとる。
・運動するときは激しく動くもの(陽)だけでなく、瞑想やヨガなど落ち着いたもの(陰)を組み合わせる。
・慎重に考える(陰)だけでなく、たまには楽天的に考える(陽)ことも大切。
よくみる陰陽マーク(太極図)、実は陰陽の特徴が盛り込まれています。
・黒(陰)と白(陽)の対立
・陰が増えれば陽が減る(消長)
・極まると陰と陽が入れ替わる(転化)
・陰の中に陽、陽の中に陰がある(可分)
陰陽マークを正面から見た場合、左が陽で右が陰とされています。
これは南を向いたときに太陽が昇る東(左)が陽で、太陽が沈む西(右)が陰になるためと言われています。
また、左(ひだり)は“ひ“で火(陽)を意味し、右(みぎ)は“み“で水(陰)を意味するためという説もあります。
陰陽学説とはこの世界のすべてを陰と陽のバランスで考える思想です。
東洋医学では身体の不調を陰陽のバランスの乱れとして捉えます。
鍼灸施術はその乱れたバランスを整え、身体が本来持っている回復力を引き出します。
不調が続いているとき、もしかしたらあなたの身体の陰陽のバランスが崩れているのかもしれません。
気になる症状がありましたらお気軽にご相談ください。
りゅうしん堂 大西
参考:教科書検討小委員会著『新版 東洋医学概論』医道の日本社、2015年
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