鍼灸でみる【つわり】

2026年03月02日 18:00
カテゴリ: 東洋医学症状
鍼灸でみる【つわり】

こんにちは。
京浜東北線「大森駅」から徒歩10分、大田区山王の鍼灸マッサージ院りゅうしん堂の大西です。

妊娠中に
・吐き気が続く
・食欲がない、胸焼けがする
・匂いに敏感になった
・気持ちが悪くて動けない
そんなつわり症状で悩まれる方が多くいます。

一説には妊婦の80〜90%にみられるといわれています。
東洋医学ではつわりを妊娠による体のバランスの変化が表に出ている状態と考えます。
今回はそんなつわりの東洋医学的な考え方をご紹介します。

つわりは赤ちゃんを守るための体の変化

東洋医学では妊娠すると赤ちゃんを守るため、気(エネルギー)や血(栄養)の使い方が変わります。

その影響を特に受けやすいのが
・脾胃(消化吸収)
・肝(自律神経、気の調節)
になります。

このバランスが変化の途中で乱れることで、つわり症状が出現します。

つわりの3タイプ

ここではよくみられる3タイプを紹介します。

①胃腸が弱い、脾胃虚弱タイプ

もともと胃腸が弱い方に多いタイプです。

よくみられる症状

✅妊娠6〜12週以降にみられやすい
✅食欲がない
✅食べ物の匂いを嫌う
✅食べるとすぐに吐く

胃腸の消化吸収の力が追いつかず、つわりが起こっている状態です。

セルフケア
・消化にいい食事にする
・無理に食べない

おすすめのツボ
・足三里

②血の不足とストレス、肝胃不和タイプ

胎児を養うため母体の血が不足、するとストレスへの耐性が下がり起こるタイプです。

よくみられる症状

✅妊娠初期にみられやすい
✅ムカムカする、口が苦い
✅ゲップが増える
✅抑うつやイライラしやすい

胃腸の消化したものを下へ流す力が弱まり、気などが上にのぼってしまう状態です。

セルフケア
・一度にたくさん食べない
・よく噛む

おすすめのツボ
内関

③偏食の影響、痰湿タイプ

脂っこいもの、甘いもの、味の濃いものを好む人は脾を損傷し痰湿が生じやすい、痰湿が胃腸の働きを阻害し起こるタイプです。

よくみられる症状

✅妊娠初期にみられやすい
✅口が甘く粘る
✅胸焼け、食欲が落ちる
✅むくみやすい

痰湿が胃腸で止まり消化の流れを邪魔している状態です。

セルフケア
・脂っこいもの、甘いもの、味の濃いものを避ける
・つわりがある時は水分を摂りすぎない

おすすめのツボ
・陰陵泉

つわりは我慢するものではない

「妊娠だから仕方ない」
「みんなが通る道」

そう、思って我慢していませんか?
東洋医学では体のバランスを整えることで楽になることがあります。

鍼灸では
・胃腸の働きを整える
・自律神経を落ち着かせる
・血流改善
・不安や緊張の緩和
などを目的に施術を行います。

つわりは赤ちゃんを守るための変化の結果ではありますが、つらさを我慢する必要はありません。
まずはお気軽にご相談ください。

りゅうしん堂 大西

参考:教科書検討小委員会著『新版 東洋医学臨床論』南江堂、2022年

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