こんにちは。
京浜東北線「大森駅」から徒歩10分、大田区山王の鍼灸マッサージ院りゅうしん堂の大西です。
✔️ほてりやのぼせがある
✔️めまいや頭痛で出やすい
✔️寝つきや眠りの質が悪い
最近、こんな症状が気になりませんか?
もしかしたらそれは更年期障害かもしれません。
女性の7~8割が経験するとも言われてる更年期障害、ただ病院へ行くほどでもないとそのまま我慢している人も多くいます。
今回はそんな更年期障害について東洋医学ではどう考えるのかご紹介します。
閉経を中心とした前後10年に、女性ホルモンのエストロゲンが急激に減少することで起こる心身の不調。
主な症状としては、ほてり、のぼせ、発汗、イライラ、気分の落ち込み、めまい、頭痛、肩こり、疲労感などがあります。
自律神経の乱れも大きく関わっていると言われています。
東洋医学では絶経前後諸症と呼ばれているものが、更年期障害と近い症状になります。
腎の陰陽失調が原因で起こりやすくなります。
更年期障害には次の2つのタイプがよくみられます。
閉経期に腎精が消耗し、腎陰が不足した状態になることで起こるタイプ。
✅月経が早まる
✅のぼせ
✅手足のほてり
✅寝汗 など
多産や房事過多、睡眠不足などがあると起こりやすくなります。
体の熱を抑えられず、心や肝にも影響し、不眠や動悸、イライラなどの症状が出てくることもあります。
閉経期に腎気が衰え、腎陽が不足することで起こるタイプ。
✅月経量が多くなる
✅手足の冷え
✅足腰のだるさ
✅むくみ など
もともと陽虚体質がある、冷たい食べ物の偏食、寒い環境に長くいることで起こりやすくなります。
冷えが胃腸に影響し、食欲不振やお通じが緩くなるなどの症状が出てくることもあります。
更年期障害全般に使うツボ(基本のツボ)とタイプ別のツボがあります。
太渓、腎兪など。
→閉経期で腎精や腎気が減少しているため、腎を強めるツボをメインに使います。
復留など。
→腎陰を補う。
命門、関元
→腎陽を補う、お灸がおすすめ。
更年期障害のセルフケアを2つ紹介します。
陰虚の場合は体の潤いが不足しているので水分摂取をこまめに摂る、塩分や辛味が強い食べのもはお摂りすぎないようにしましょう。
腎陽虚の場合は冷たい食べ物の摂りすぎに注意しましょう。
睡眠時間が少ない、質が低下すると症状が悪化しやすくなります。
更年期障害が強い時は睡眠の状態を確認してみましょう。
東洋医学で考える更年期障害は腎陰虚タイプか腎陽虚タイプかでほてりと冷えなど症状が真逆になり、タイプの見極めが大切になります。
まずはお気軽にご相談ください。
りゅうしん堂 大西
参考:教科書検討小委員会著『新版 東洋医学臨床論』南江堂、2022年
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