睡眠に重要!セロトニンとメラトニンの陰陽の関係

2025年09月27日 15:00
カテゴリ: 東洋医学自律神経

こんにちは。
京浜東北線「大森駅」から徒歩10分、大田区山王の鍼灸マッサージ院りゅうしん堂の大西です。

東洋医学では全てのものを陰と陽の2つに分けることができると考えられています。
昼(陽)があって夜(陰)がある、温かい(陽)がわかるから冷たい(陰)がわかるなど、どちらか一つだけでは成り立たず、お互いが影響し合うことで存在します。

実は私たちの睡眠に関わる2つのホルモンもまるで陰陽のような関係にあります。
今回はそんなホルモンのお話したいと思います。

寝てる赤ちゃん

睡眠欠かせないホルモン「メラトニン」

メラトニンは睡眠ホルモンとも呼ばれ、睡眠と覚醒のリズムを調整する働きがあります。
このメラトニン、暗くなると分泌が増え、光を浴びると減少する特徴があります。

寝る前のスマホはよくないと言われるのは、ブルーライトがメラトニンの分泌を妨げるからです。
質の良い睡眠のためにはメラトニンをいかに分泌できるかが大切になってきます。

ちなみに、メラトニンの分泌は年齢とともに減少していきます。
高齢の方が早起きになるのはメラトニンの影響もあるかもしれませんね。

メラトニンの元は「セロトニン」

睡眠に重要なメラトニン、何から作られるのかというとセロトニンというホルモンから生成されます。

このセロトニンは日の光を浴びることで分泌されます。
つまり、日中に日の光を浴びていないとセロトニンが不足し、メラトニンが作られる量も減ってしまいます。
デスクワークなどで一日中建物の中で仕事をしている人などは注意が必要ですね。

セロトニン(陽)があってメラトニン(陰)がある

質の良い睡眠のためには夜の過ごし方だけでなく、昼間の行動にも左右されます。
昼間に日の光を浴びセロトニンが増えることで、夜にメラトニンが増える。
逆に夜にブルーライトを浴び睡眠の質が悪くなれば、日中の行動にも影響してきます。
この関係、東洋医学の陰陽と同じですよね。

昼間には光を浴びてしっかり動き、夜は光を避けてちゃんと休む、まさに陰陽のバランスが良い睡眠のポイントになります。

りゅうしん堂 大西

参考:有田 秀穂『医者が教える疲れない人の脳』三笠書房

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